マスターの美味しいコーヒーの淹れ方(後半)

皆様、お元気でお過ごしでしょうか?
もうすぐ梅雨ですね。
先に謝っておきます。「申し訳有りません」
雨男のマスターです。

さて、「マスターの美味しいコーヒーの淹れ方」後半ですが
まずはお豆のお話から
キッチンでは主に2種類の豆を使っています。
ブルボン種ー甘い香りとわずかな酸味が特徴(ブラジル・グアテマラ・ルワンダのブレンド)
マンデリンー深いコクとしっかりした苦味が特徴(インドネシアのスマトラ島産地)
まぁ淹れ方とか言っておいてなんですが
カミングアウトをするとコーヒーの8割以上は豆で決まります。

なのでレコードをパタパタあさる如く色んな銘柄を試してみて下さい。
焙煎具合によっても味の印象が変わります。
日本では何故か酸味が強いものが好まれているみたいです。

では実践!
1.まずお湯を沸かして沸騰したらサーバーとカップを温めます。

2.ペーパを折り、ドリッパーにセットします。(折り方は商品の袋に書いてあると思います)
この時にペーパーがドリッパーから浮かないようにしてくださいね。

3.ペーパーに豆を入れて軽く振動させて平らにします。
豆の量はお好みで。コーヒーの旨味をよく感じたい方は多めに。
胃の調子があまり良くない時は少なめに。

4.沸騰したお湯の火を消してグツグツという音が消えたら投入のタイミングです。
温度によっても印象は変わりますが一番分かりやすい方法で教えておきます。
豆の中心に少量のお湯を入れて蒸らします。
※ペーパーに直にお湯を当てないで下さい。やれば分かりますが味が台無しです、、、
投入したらプク〜っと豆が給水して膨らんできます。
投入量は膨らんで破裂しないぐらいです。(何回か淹れたら分かると思います、、、、逃)
(この時に一番香りを楽しめます。淹れてる人の特権!)

5.蒸らしの時間は豆によって変わりますが、膨らんだ豆が萎んできたら
第2投の頃合いです。

膨らんだ豆の輪郭から出ない様に細く中心から渦巻き状に投入していきます。

ボコボコとキノコみたく更に膨らんできます。

6.2投目以降は一投目の膨らみが萎んできたら投入の繰り返しです。
(大体3〜4投目ぐらいでコーヒーの旨味が全て出ます)
膨らみの表面に雑味が浮いていますので壊さない様に!

7.適量まで抽出出来たらドリッパーをサーバーから外して下さい。
※外す時はドリッパーにお湯が残っている状態で外して下さい。
 下の画像の状態になって外すと雑味も一緒に入ってしまいます。
ドリッパー内の湯量は常に一定をイメージして下さい。

8.最後にサーバーを軽く回す様に揺らして全体を馴染ませたら。

あらかじめ温めておいたカップに入れてハイ!完成!

以上で淹れ方はお終い!
ちょっとした事で味が劇的に変わります!
皆様、お試しあれ!

次回の更新は5月の初旬頃に更新予定です。
お楽しみに〜

4/28 生粋の雨男 ハジメより