プロジェクトとダイホールド・新ブランドproject_daiholdの発表!

8月ですね。
店長の世良田です。
身の危険を感じる暑さですよね。。皆様、体にはお気をつけくださいませ!

さて、今回のブログタイトルは「プロジェクトとダイホールド」です。
プロジェクトに来て下さるお客様の中でも、「株式会社ダイホールド」(文中では「ダイホールド」とします)の存在をご存知の方は少ないかと思います。
誠に勝手ながら、「プロジェクト」と「ダイホールド」、「新ブランド」のお話をさせて頂きたいと思います。

「ダイホールド」は「クライミングジムプロジェクト」の母体で、プロジェクトの運営も事業の1つです。
ダイホールドではジム運営の他に、映像・トポ・クライミング関連商品の制作・販売も行っていて、2018年8月にブランド名「project_daihold」(和名:ダイホールド企画)として制作部門が新スタートする事になりました。
これを機に、皆様にダイホールドの制作部門についてご紹介させて下さい!
↓新ブランドのロゴマークはオッケーマーク!?のパンダです。(個人的には不敵なパンダと呼んでいます。)

ブランドのイメージフィルムが出来上がりましたので是非ご覧下さい!

ダイホールドは今から25年ほど前、ガレージで始めた会社です。
なんと、あのリンゴのマークの大企業様と同じ始まり方!良い予感しかしない!

「ダイ」は小山田大の大、「ホールド」はクライミングホールドから。
ダイホールドの最初の商品は「ホールド」で、ホールドのブランド名が「ダイホールド」でした。
今でも、プロジェクトの壁のみならず、全国(海外にも!)ダイホールドが使用されています。
現在は小山田のシェイプするホールドをスペインのROKODROMO社が制作・世界各国で販売しています。

ホールド製造の次に2007年からは映像作品の制作・販売も始めました。
日本各地、ドイツ、フランス、スイス、イタリア等、様々な場所で小山田のクライミングを記録したDai’s Video Diariesは現在まで6作発表しています。
一人のクライマーの映像作品が6作もあるのは、世界中で小山田大だけではないかと思います。
古い作品の本人はもちろんの事、たまに映り込む同行スタッフが若い!
しかし、そこは見所ではないので優しくスルーして頂き、プロジェクトの受付で「古い映像見たよぉ〜」と怖い事をおっしゃらない様お願いいたします!

話がそれましたので、戻します。
2009年、クライミングジム プロジェクトのオープンをきっかけに株式会社ダイホールドになりました。
より多くの方々とクライミングの楽しさを共有するに留まらず、プロジェクトでお客様と過ごす時間は制作への意欲を高めてくれ、時に大切なヒントもくれるかけがえの無いものになっています。
しかし、やはりオーナーの影響でしょう、シーズンとなれば天気の良い週末、お客様はいそいそと岩場に出掛けて行きジムが静かーな日も多々ありますね!!

それを逆手を取った様なトポ制作もダイホールドならではの事業だと自負しております。
カラー写真を使い1つ1つの岩にスタートホールドとラインを記した、2011年発表の「笠置山クライミングエリアガイド」は、それまで国内で作られていたトポの枠を越えた革新的な1冊になりました。その後も、小山田の開拓するエリアやそれ以外の岩場のトポも手がけてきました。
岩場や開拓者が一歩近くに感じられたり、より深くクライミングを楽しんでもらえる様なトポこそ、ダイホールドにしか作れないものだと思っております。

最後に全く関係無いのですが、ものすごく昔の写真が近くにありましたので載せてみます!

長文にお付き合い下さり有難うございました。

次回のブログは8月10日〜20日に映像制作部門兼コチビタ担当のフランちゃんが更新します。